2011年4月25日月曜日

樋口真吉

真吉は「集いの人」であった。

かれの周りは人であふれていた。

得意の時も失意の時も。

彼は拒まなかった、集い来る人々を。

笑いがあった、悲しみもあった。

人は生きていかなくてはならぬ。

その悲しさを笑顔のうらに胎蔵させながら、彼は生涯、微笑み続けた。


人は生まれ、そして必ず死ぬ。

その定めを背負った我々、同じ時代に生まれ合わせ、

そして同じときを過ごすというのは奇跡に近いこと。


あなたとわたし、なかよくしましょう。

分かち合いのときを持ちましょう。

きっと明日は明るい。

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